点数UPのために出来る事 〜「良い点取ったらお小遣い」は効果ナシ〜

 

「次のテストでよい点を取ったらお小遣いをあげる」

 

 

多くの人が、こう言われて勉強した事があるのではないでしょうか?

 

いわゆる「ご褒美作戦」

馬で言うところのニンジンぶら下げてる状態

 

学生時代、ご褒美を支えにして頑張った人も多いかと思います。

 

モチベーションをあげる手段としては割とオーソドックスな物ですね。

 

この「ご褒美作戦」

実際に子供にやってみると、テストの点数が上がる子もいれば、思うようにやる気に繋がらない子もいます。

 

 

僕は後者でした。

「テストの点に応じてボーナスをあげる」と言われても全くと言ってよいほどやる気が出なかったのです。

 

大学受験や塾講師を経験した今にして思えば、

テストで点を取るだけでお金がもらえるなんて夢のようですが

当時の僕には効果が無かったのです。

 

 

 

今日はそういった子からやる気を引き出すコツをお話しします。

 

 

 

 

 

 

ご褒美がテストの点に繋がらない理由

 

 

 

「ご褒美」がテストの点数に繋がらない理由としていくつかの理由が考えられますが、その中でも大きな2つの要因を紹介します。

 

 

 

 

 

 

一つ目は「点数の上げ方が具体的に分からないケース」

 

 

家でたくさん勉強する、文章をしっかり読むといった事をただやるだけで、

どのようにして得点し、苦手分野をつぶすかのイメージや、授業に集中する等の発想が無い為に学習が中途半端になってしまっている状態。

 

 

ご褒美は欲しいし、やる気はあるけどその為の設計図を描けないというパターンです。

 

これに関しては、

どうすれば点数をあげる事が出来るのかを教えて、導いてくれる人が必要になります。

 

 

 

 

 

 

二つ目は「ご褒美が魅力的に見えないケース」

 

 

「見えない」というのがポイントです。

人間は目先のものを過大に評価してしまう傾向があります。

 

そのため結果を出せばご褒美をもらえる事が分かっていても、

テスト勉強をせずに楽をすると言う近い将来の満足を優先して、「明日頑張ろう」と考えてしまうのです。

 

 

 

 

 

 では、どうすれば良いのか?

 

 

 

 

 

答えは簡単です。

「ご褒美」のニンジンが遠すぎる為にやる気が出ないのであれば、

目の前にぶら下げれば良いのです笑

 

 

つまり、「1時間勉強したら」「このページまで解いたら」「覚えた単語の数に応じて」といった

今頑張れば達成出来る目標を提示し、それに「ご褒美」をくっつける。

少しの頑張りと少しのご褒美をセットにする。

 

 

 

 

考えてみてください。

もし、ダイエットで毎日すこしずつでも成果が実感できたら、嬉しいですよね?

 

 

勉強も同じです。

勉強が好きではない子供に3ヶ月後、1年後のメリットを説いてもモチベーションにはなりません。

我々大人だって難しいのですから…

 

 

 

 

 

彼らに必要なのは「今」頑張る理由です。

それを与える事が出来るのは、一番近いところにいるお父さん、お母さんです。 

 

 

上手くサポートしてあげれば、彼らは驚くような成長を遂げるでしょう。

是非、そのための第一歩を作ってみませんか?

 

 

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは!